中級者向け

【基本】WordPressの条件分岐って何?

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条件分岐って何?

条件分岐とは、プログラミングにおける命令のひとつです。

真か偽か(ONかOFFか)によって次の実行を定める条件文によって、分岐するかどうかを決めるプログラムでの命令で、平たく言うと「もし□□のときは■■を行う」というものです。

プログラミングでは、基本的にほとんどの言語をコンピューターに対する命令のために用います。今後コンピューターが進化してくると、もしかするとプログラミング言語を用いて人間とコンピューターが対話するようになるのかもしれません。

しかし、今のところは人間がコンピューターにしてほしいことを入力し、それをコンピューターが実行していく、ということになります。

WordPressの場合も同様で、ブログのデザインや設定の変換をWordPressに命令するために、プログラミング言語を用います。

WordPressのカスタマイズには、条件分岐が登場する

WordPressは、初級者でも直感的に、ソースコードをいじらなくてもカスタマイズすることができる、便利なブログツールです。

しかし、使い方にある程度慣れてきて、より深くカスタマイズしたくなってくると、やがて直接ソースコードを編集する場面が出てくるでしょう。

WordPressのコーディング(ここでは、文字や画像などのデータを特定のコードに置き換えること)は、基本的にはHTMLとCSSを用いて行います。HTMLで画像や文字を入力し、CSSを使ってレイアウトを決めたり、文字や画像の色や大きさを指定していきます。

しかし、より多様な見せ方・動作を実現するには、HTMLとCSSだけではなしえないことも出てきます。そんなときに活用するのが、PHPというスクリプト言語です。

スクリプト言語は開発でもよく使われますが、中でもPHPという言語は初級者でも学習しやすいものです。

PHPの始まりは個人の履歴書を公開するための簡単なツールだったそうです。シンプルに「見せたいものを見せられる構造」が、始めから備わっています。

PHPを学ぶ上で大事な要素となるのが、この条件分岐なのです。

HTML、CSS、PHPの各言語の基礎知識は、以下のページを参考にしてください。

【基本】HTMLって何?

【基本】CSSって何?

【知識】PHPって何?

条件分岐はどんなときに使うの?

WordPressでは、パターンによって処理の実行を分けたいときに条件分岐を使います。

例えば、以下のような場合に使います。

  • モバイルとパソコンでアクセスしたときそれぞれ違うレイアウトを見せたいとき
  • トップページにだけスライダー(何枚かスライドで見せる写真)を表示したいとき
  • トップページにだけ新着記事一覧を表示したいとき
  • トップページにだけ「What's New」を表示したいとき
  • お問合せページとサイトマップには広告を表示させたくないとき
  • 特定の記事にだけお問合せボタンを表示させたいとき

また、条件分岐の代表的なものはif文です。多くの場合条件分岐を命令するときはif〜から始まります。

条件分岐はどこに記述するの?

条件分岐をWordPressに記述するときは、PHPを使います。HTMLとCSSは別々のファイルに記述しますが、PHPはHTMLと同じファイルの中に記述します。

なので、HTMLとPHPがどのように違うのかしっかりと把握しておかないと、どちらがどちらなのか混同してしまい、慣れないうちは分からなくなってしまうかもしれません。

HTMLの中の<body>タグ内に記述するのが一般的で、書き方としては、<?phpで始まり、?>で終わります。

クエスチョンマーク「?」は「謎」「疑問」などの意味ではなく、そのように成り立っている構文の決まりです。

条件分岐にはどのような書き方があるの?

最も基本的な構文は、以下のようにシンプルなものです。

【基本的な構文】

if(条件){
条件が真であれば実行
}

条件の中に指定したいことを記述し、下段に指定する内容を記述(実行)します。真(ONとOFFうちON)であるとき以外には条件は表示されなくなります。

ひとつ、簡単な条件分岐を作成してみます。Yes、Noで質問する形式のページを作り、Yesの数が10点以上の場合「素晴らしい!」と次ページに表示されるようにします。

if($score>=10){
echo="素晴らしい!";
}

このように書くと、10点以上の場合ブラウザに「素晴らしい!」と表示されるようになります。

さらに9点以下の場合「残念!」と表示されるようにするには、以下のようにコードを書きます。

if($score>=10){
echo"素晴らしい!";
}else($score<10){
echo"残念!"
}

条件分岐の一例で、最も基本的な形であるものの、同時にさまざまな応用が利きます。文法としては、例えば以下のようになります。

if(条件){
条件が真であれば実行
}else{
条件が偽であれば実行
}
if(条件){
条件が真であればトップページだけに表示する
}else{
条件が偽であればトップページ以外の全ページに表示する
}

真と偽については、Excelなどでも登場します。コードを書ときに、ある程度の数学的知識を学んでいくと、より理解が深まるはずです。

 

まとめ

  • 条件分岐とは、ある条件によって分岐するかどうかを決めるプログラムでの命令。
  • WordPressの条件分岐では、PHPというスクリプト言語を使う。
  • PHPはHTMLの中に記述する。
  • 条件分岐は、ほとんどの場合if文で書く。
  • 条件を細かく設定することで、多様な表現が可能になる。
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