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WordPressのスラッグとは?
「スラッグ(slug)」とは、記事やカテゴリーに与えられる名前のひとつで、WebサイトのURL(パーマリンク)の一部になるもののことです。
WordPressでは、この「スラッグ」という言葉がよく使われます。
例えば、http://www.xxx.com/book/ というURLがあったとすると、この「book」の部分がスラッグです。
「スラッグ」とは、記事の内容に合わせてURLを自由に設定できる機能であるとも言えます。
Googleでは、「URLはできるだけシンプルで人間が理解できる単語を使用するのがよい」とされていますので、スラッグも人間が理解できる言葉であるべきです。
http://www.xxx.com/book/
例えばこのURLの場合、スラッグに全く無意味な文字を使うよりも「book」を使えば、本に関係する内容であることが想像できて、閲覧者の関心をひきやすくなるというわけです。
スラッグの設定、編集方法について
WordPressでは、「記事」と「カテゴリー」にスラッグを設定できます。
記事のスラッグ
「記事」のスラッグの設定です。
WordPressのダッシュボードから「投稿一覧」→「新規追加」と進むと記事の編集画面になります。
タイトルを入力すると、「パーマリンク」というスラッグを入力する項目が出てきますので、ここにスラッグを入力します。
「記事」のスラッグのもう一つの入力方法は、以下の通りです。
編集画面の右上に「表示オプション」という項目があるので、クリックします。
すると、様々なツールの表示/非表示を選択できる画面が出てきますので、「スラッグ」にチェックを入れます。
スラッグにチェックを入れると、編集画面の下に「スラッグ」の項目が追加されますので、ここにスラッグを入力します。
この説明は「投稿」についてですが、「固定ページ」についても同様にスラッグを設定することができます。
カテゴリーのスラッグ
「カテゴリー」のスラッグの設定方法です。
ダッシュボードから「投稿」→「カテゴリー」と進みます。
「名前」に、カテゴリーの名前を入力します。
「名前」は、閲覧者がそのカテゴリー名を見て記事を選ぶことがあるので、カテゴリーの内容を把握しやすい名前にするのがよいです。
その下の「スラッグ」は、記事のスラッグ同様、シンプルで人間が理解できる名前にしておくのがよいです。
青枠で囲んだ「親カテゴリー」についてですが、「親カテゴリー」を設定するとカテゴリーの中でさらに細分化させることができます。
上図では、左側が親カテゴリーで、右側へいくほど子カテゴリーになります。
カテゴリーの作り方・編集・削除などについての詳細は、こちらをご覧ください。
まとめ
- スラッグとは、記事やカテゴリーに与えられる名前のひとつで、記事やカテゴリーのURLの一部になるもののこと。
- WordPressでは、「カテゴリー」「記事」にスラッグを付けることができる。
- スラッグは、閲覧者が内容を想像できるように、人間が理解できる言葉を使うことが望ましい。