初級者~中級者向け

【有用】WordPressを自動アップデートするプラグインの使い方

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WordPressのアップデート(更新)を自動化する

WordPressは、「本体」「プラグイン」「テーマ」の3つのプログラムから構成されており、それぞれバージョンを付けて管理されています。

そして、WordPressのデフォルトの設定では「本体のマイナーバージョン」のみ自動的にアップデートされるようになっています。

自動でアップデートされないのは、以下の項目です。

  • WordPress本体のメジャーバージョン
  • プラグイン
  • テーマ

これらは、通常手動で更新することになりますが、専用のプラグインを導入したり、functions.phpに追加の記述を行ったりすることで、自動アップデートの設定を行なうことは可能です。

ここでは、これらを自動アップデートさせるためのプラグイン「Advanced Automatic Updates」、そしてfunctions.phpに追加の記述をして設定する方法について紹介します。

WordPressの自動アップデート(更新)を設定するプラグイン「Advanced Automatic Updates」

Advanced Automatic Updates」プラグインは、WordPressの自動アップデート機能を管理画面で設定できるプラグインです。

さっそく使い方を説明します。

まずは、管理画面からプラグインをインストールして有効化しましょう。

プラグインの有効化ができたら、管理画面「設定」から「アドバンスド自動更新」のメニューをクリックします。

「Advanced Automatic Updates」プラグインの管理画面が表示されます。

このプラグインで自動更新を設定できる項目は、以下の4つです。

  • WordPress本体のメジャーバージョン
  • WordPress本体のマイナーバージョン(セキュリティ版)※標準でオンになってます。
  • プラグイン
  • テーマ

これらのチェックボックスにチェックを入れて、設定します。最後に「変更を保存」ボタンをクリックして、完了です。

プラグインを使わずに自動アップデート(更新)する設定方法

自動アップデート設定は、functions.phpに特定の記述を書く方法でも設定できます。

以下に、その記述方法を紹介します。

メジャーアップデートの自動更新を有効にする

メジャーアップデートの自動更新を有効にするには、functions.phpに以下のコードを追加します。

【functions.php】

add_filter( 'allow_major_auto_core_updates', '__return_true' );

テーマの自動更新を有効にする

テーマの自動更新を有効にするには、functions.phpに以下のコードを追加します。

【functions.php】

add_filter( 'auto_update_theme', '__return_true' );

プラグインの自動更新を有効にする

プラグインの自動更新を有効にするには、functions.phpに以下のコードを追加します。

【functions.php】

add_filter( 'auto_update_plugin', '__return_true' );

マイナーアップデートの自動更新を止める(非推奨)

マイナーアップデートの自動更新を止める方法です。

マイナーアップデートは、セキュリティ対策などが含まれており、停止させることは基本的におすすめできません

何かの事情がある場合のみ、行ってください。functions.phpに以下の記述を追加してください。

【functions.php】

add_filter( 'allow_minor_auto_core_updates', '__return_false' );

WordPressの自動アップデート(更新)を設定するときの注意点

WordPressの本体、プラグイン、テーマは、PHPというプログラミング言語で開発されているプログラムです。

プログラムをバージョンアップする目的は、機能の追加や変更だけでなく、セキュリティ対策も含まれます。

一般に、ソフトウェアを使う時の原則は、「最新のバージョンを使う」ということです。WordPressの自動アップデート機能も、その原則を守るための有効な方法です。

例えば、使っているバージョンのプログラムに脆弱性があった場合、速やかにバージョンアップして最新版を使うことで脆弱性を解決できます。

しかし、WordPressに関して言うと、自動アップデート設定が問答無用で推奨とは言い切れないのです。

それは、自動アップデートによって、WordPress本体とテーマ、プラグインなどの相性に問題が発生することがあったり、機能追加によって、これまで使用できた機能やデザインが大幅に変わったりすることがあるからです。

先日、WordPressがメジャーバージョンアップして5.0がリリースされました。

バージョン5.0で導入された新しいエディタ「Gutengerg」は、これまで使われてきたエディタとは別物と言っていいほど変更され、多くのWordPressユーザーが混乱する事態になりました(ただし、プラグインを入れることで旧エディタに戻すことができます)。

今回、本体のメジャーバージョンやプラグイン、テーマを自動でアップデートさせる方法を紹介しましたが、「自動アップデートで問題が発生した時に自分で問題を解決させることができない」と思う場合には、「本体のマイナーバージョンだけ自動アップデートさせる」という設定(WordPressの標準の状態)のままでよいと思います。

WordPressバージョン5へのバージョンアップについては、こちらをご覧ください。

【基本】バージョンアップしたWordPress5って、それまでと何が違うの?

なお、WordPressの本体やプラグインを自動アップデートして不具合が発生した場合、ダウングレードさせることも可能ですが、少し難易度が高い作業になります。あまり自信がないのであれば、そのような作業は知識や経験のある人に依頼するか、ご自分では避けた方が無難です。

ダウングレードの方法については、こちらをご覧ください。

【管理】WordPressのバージョンをダウングレードする方法

 

まとめ

  • WordPressのデフォルトでは、「本体のマイナーバージョン」のみ自動アップデートできる。
  • プラグインを導入すると、「本体のメジャーバージョン」「プラグイン」「テーマ」に自動アップデート設定ができる。
  • WordPressの自動アップデートは、不具合が発生することもある。
  • 自動アップデート設定は、自己責任で行なう。
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